JIS規格を選ぶ

履歴書を作成しようと考えるとき、どこで買ってこようかと考えるでしょう。
さまざまな種類が発売されていますので、どれを選べば良いか迷うことも出てくるのです。

市販されているものを見てみると、実はJIS規格があることがわかります。
ここでJIS規格とは何かということを考えてみなければいけません。
JIS規格は、国家標準の一つであり、標準的な用途を決めている規格であるということがわかります。

つまり、標準なのです。
ここが重要で、JIS規格の履歴書以外認めないというところがあることに注意しなければいけません。
実際に利用してみると、自己PR欄が短いといったデメリットがありますが、これは応募側のデメリットであるということを忘れてはいけないでしょう。

書類を管理し、精査する側からすれば、一定の規格になっていることはとても重要なポイントになるのです。
ばらばらの規格に目を通すことは、時間もかかりますし、失敗のもととなるため嫌う企業があることを認識しましょう。

特に新卒ではなく、転職の場合には意識しておくことが重要です。
自己PR欄が短いのであれば、その欄にしっかりと収まるように要点を整理して書き込めばいいでしょう。
それができないことを書類のせいにしてはいけません。

新卒向けと転職用の違いは何か

新卒用向けとして市販されている履歴書もあります。
こうしたタイプは、自己PRを記入するための欄が大きく設けられているものが多くなっているのです。
これはなぜかということに気がつかなければいけません。

新卒用の履歴書は、これまでの経歴などが少ないからこそ、自己PR欄を大きく取れるのです。
中身がないということでもあるのですから、よく考える必要があるでしょう。
転職ならば、いっそ自己PR書類を作ればいいだけのことなのですから、無理にこうした書類を選ぶ必要自体がありません。

手に取ったときの違和感の問題を考える

コンビニなどで手に入る履歴書もあります。
大急ぎで提出しなければいけないといったときには、大変便利でしょう。
ですが、手に取ったときに違和感を覚えていない人は要注意です。

コンビニで売られているものの大半は、紙質が悪く薄っぺらなものが多くなっています。
求人誌に付属されているものも同様です。

コピーを取って量産している人もいますが、紙質を落とすと、手に取ったときに違和感を覚えるのですから印象が悪くなるでしょう。
Excelなどで作る方法もありますが、この時にも紙質には十分に注意し、薄かったり厚かったりしないような配慮が重要です。

履歴書は、選考する人が手に取ります。
面倒だと思わせるような書類にしたり、何かおかしいと思わせないものを選ぶことがスタートラインだということを忘れないようにしなければいけません。