誤字・脱字をしてしまった際の修正方法

誤字・脱字をしてしまった際の修正方法

人間だから間違うことはある

書類を作成するとき、だれでも間違ってしまう可能性があります。
人間ですから当然のことですが、間違ってしまったことを放置するべきではないでしょう。

転職時に提出する書類ということは、自分と応募先をつなぐ唯一の存在です。
面接を受けたとしても、書類は消えることはなく残ります。
常に接点として存在し続けることになるのです。

企業としても、最低5年間は保持する書類ですので、記録として残ります。
デジタル化しているところもありますので、永遠に残るケースだってあるのです。

そんな書類に間違いがあったらどうでしょうか。
書類として、情報が不正確なのですから役に立ちません。
だからこそ、間違った書類は送ってはいけませんし、落とされる理由となるのです。

基本として、書類を間違って記入した場合、書き直すことになるでしょう。
完成していない書類は贈る意味がないのですから、当然のことです。

ところが、中には修正液で訂正したりする人がいます。
これがどういった評価につながるのかを考えなければいけません。

修正液を使った側の言い分としては、人間は間違うものだし、修正しているのだからということでしょう。
一般的に公式な書類は、訂正する場合に修正液を使ったりすることはありません。

二重線を引き、訂正印を押して、訂正内容を書き込み、訂正者はだれであったのか、それはいつ行われたものなのかを記さなければいけないのです。
それを修正液を使って直しましたということは、社会で通用することではありません。

受け取る側のことを考えていく

問題は、訂正印を使い、手順的にも正しい訂正をすればいいのかということでしょう。
手順としては間違いがなければ問題はないように見えます。
ですが、受け取る側の意識を考えたら、そんな書類を受け取りたいでしょうか。

どうしても、作り直すことができない書類であれば、訂正することはあります。
作り直すことができるのであれば、訂正などしないのです。

つまり、作り直しするということになります。
応募側としてさまざまな理由を付けるかもしれませんが、受け取り側としてとらえれば、作り直せばいいじゃないかと思うのです。

こうした事態に対して、消せるボールペンを使ったりすることを考える人もいるでしょう。
このインクは、熱によって反応することを利用しています。

応募先で、何らかの熱が伝わり消えてしまったら、書類として用を足せるかどうか考えればわかることです。
さらに、筆圧によってついた跡は、消えることがありません。

書類は受け取る側のことを考え作成しなければいけないものです。
それぐらいのことができないようでは、採用されることはないと考えることは、たやすいことでしょう。
間違っても、自分の論理で展開したりしないようにしなければいけないのです。